山本よしかずからのメッセージ
石破首相の新内閣が船出しました。こども政策担当の三原じゅん子大臣ら13人が初入閣というフレッシュな内閣で、斬新な政策遂行が期待されます。
成長と分配の好循環を柱にする経済政策、防災庁の新設などによる災害対応力の強化、物価上昇を上回る賃上げの実現などの石破首相の公約のうち、私たち、地方に住む者にとって注目されるのが、自ら日本経済の起爆剤と位置付ける「地方創生」のプロセスです。
石破首相は「地方が人口減少に苦しんでいるのは、女性が地方に魅力を感じず、都会に流れるからだ」として、農業、漁業、林業、サービス業を通じて地方経済を活性化し、若い女性がとどまるような魅力ある地方を創れば出生率があがり、地方創生の基盤が固まるというプロセスを提唱しています。地方への企業進出を後押しし、デジタル化で地方と都市との情報格差をなくして人材を確保するなどの地方創生への施策も述べています。
民間有志による「人口戦略会議」が公表した分析結果によると、千葉県の市町村のうち、22市町が将来、人口が減少して消滅の可能性があるとされました。若い女性の人口に着目した分析だそうです。残念ながら、八街市もその中の一つです。活力ある地方を創る石破首相の政策におおいに期待します。
衆議院は、臨時国会会期末の9日に解散され、27日に投開票の日程で選挙が行われる見通しです。自民党への国民の信頼を得るために、全力を挙げて衆院選挙に取り組みます。