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八街市とリゾート会社が包括連携協定

山本よしかずからのメッセージ

 八街市はこのほど、リゾート開発などを手掛ける「ユニマットプレシャス」(本社・東京都港区)とグループ会社の「八街未来都市」(本社・八街市)との間で、街づくりに関する包括連携協定を締結しました。都市基盤整備や防災・災害対策、健康・福祉、環境、産業・経済振興など地域が抱える幅広い課題について、協働して解決を目指します。

 八街市は経済界有志でつくる民間組織「人口戦略会議」の集計・分析によって、将来、人口減少によって消滅の可能性がある「消滅可能性自治体」に位置付けられました。協定を締結した官民が知恵を出し合い、人口増加に転じるような効果的な施策を打ち出してほしいと思います。

 「ユニマットプレシャス」は八街市小谷流で20年に渡ってリゾート開発を手掛けていて、ゴルフ場をはじめ、愛犬と一緒に過ごせるリゾート施設、ヴィラ型ホテルなどを展開、さらに、シニア専用の会員制レジデンスを近く開業する予定です。

 市役所での締結式に臨んだ北村新司市長は、「協定を機に、互いの強みを生かし、地域活性化、地方創生につなげたい」とあいさつ、ユニマットグループの高橋洋二会長は「八街は素晴らしいと言われるまちにできると確信して次の時代に取り組みたい」と話しました。

 包括連携協定とは、個別事業を実施するために締結する協定とは異なり、市の抱える多様な課題の解決に向けて、市と事業者との間で相互協力していく意思表示を行い、多岐にわたる分野において連携事業を継続的に推進していくための協定です。

 八街市ではこれまで、千葉大学大学院園芸学研究科及び千葉大学環境健康フィールド科学センター、千葉工業大学、大塚製薬株式会社東京支店、日本郵便株式会社、ソフトバンク株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と包括連携協定を結び、人口減少や少子高齢化などの地域課題の解決に向かって協力し合っています。

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